Empinado91S+ Rev2.0
Length
9.1, 10.8ft
Closed length
600mm
Rod weight
Line
212g, 260g
PE#1.2 - #3
LUre
12-56g
Guide
Titanium and SiC

The Blackfin Seabass
A new revolution in ISOHIRA games!
Empinado91S+は9.1ftから10.8ftに長さが 可変するヒラスズキロッドです。
エンピナードは房総・伊豆・和歌山・鹿児島と 様々なフィールドでテストを行いました。 すべてのヒラ師の強い味方になるロッドです。
磯ヒラロッドとしてのマルチピースロッド の利点はポイントに対する携行性にあります。 磯へ降りる時にバッグやライフジャケットに ロッドを忍ばせることで両手を使ってのポイント アクセスが可能です。
さらにはライフジャケットにロッドを装着すれば 両手を使って沖磯に渡ることも出来ます。 安全面を確保しながらヒラスズキゲームを楽しめるのです。
ブランクス設計はヒラスズキに必要な 全体的に張りのあるブランクスに仕上がっています。 振り抜けもシャープで、向かい風を切り裂いて ストレスなくキャストが可能です。 ヒラスズキの豪快なジャンプを交わし、 ランディングをよりスームズにするバット設計。 Empinado91S+は1本でも多くのヒラスズキに 出会うために導きだしたトランスセンデンスの答えです。

Combination
Empinado91S+は2in1システムを採用しており、9.1ftと10.8ftに可変します。
EP108Sはヒラスズキに特化。10.8ftという長さは風速10m/sの状況でもしっかりと振り切ることができれるレングス。EP108はキャストフィールを大切にしてマルチピースとは思わせない張りのあるブランクを実現しました。
EP91Sはパワーとしなやかさを兼ね備えているので、大型ルアーを用いたシーバスゲームに最適です。秋のコノシロパターンやボラパターンに使う15cm35g以上の重たいルアーをしっかりとキャストすることができます。また、シーバスロッドとしてはパワーがあるので一気に魚を引き寄せることができます。
エンピナードは、グリップエンドがシーバスロッドに比べ長いため、9.1ftという長さでありながら、8ft後半のロッドのフィーリングでルアーを投げることができます。今までのシーバスロッドにはなかなかないパワフルな9ftロッドがEmpinado91Sです。
Empinado91S

Empinado91は最大の特徴はハリの強さとパワーです。
スイングスピードの速いアングラーや14cm以上の大型ルアーを多用するシチュエーションにお勧めのレングスです。足場の低い磯や流れの強いエリアでEP91の真価をいかんなく発揮します。
特にミノーのジャーキングにおいては、ハリのあるブランクスがミノーをよりワイドに飛ばすことができるため、リアクションバイトを誘発できます。 また取り回しの良さはボートでのヒラスズキゲームでも活躍します。
パワフルなEP91はサーフでのヒラスズキや、河川のマルスズキ、アカメのスピニングゲーム、オフショアライトキャスティングの青物やシイラ、さらには海外のショアキャスティングでのキングサーモンやバラマンディなどにも有効です。


Empinado108

曲がるロッドは、フッキング後のバラシを軽減することができますが、天候が悪い状況での釣りが多いヒラスズキゲームにおいてまず優先されるべきは強風時のキャストフィール。
Empinado108Sは風速10m未満の風を想定し、キャストフィーリングを徹底的に追求しました。
また、EP108Sの設計において、魚といかに対話をしながらヒラスズキを寄せて獲るかを考えました。投げるときはシャープなフィーリング。寄せてくるときは、しっかりと曲がりながら魚を自分が描いたコースに誘導できる。そんなロッドを設計を行いました。ランディングにもしっかりと耐えるバット設計なので安心してヒラスズキを安全な場所に上げることができます。
ファーストテーパー寄りのデザインは、10cmほどの小さいルアーも投げれるようにするためです。より多くのヒラスズキに出会うため、1本で叶えたいことをすべて注ぎ込んだロッドになっています。


より安全に、快適に
ヒラスズキゲームを楽しむために必要とされたのがロッドの携行性です。マルチピースロッドにすることによってロッドをバッグや体に装着することができ、両手を空けた状態で釣り場へエントリーすることができます。これは沖磯へのアクセスへも両手で泳いでエントリーが可能であるため、圧倒的な遊泳力と安全マージンが広がります。
磯ヒラゲームは、アクセスの容易ではないフィールドが多く、山道や崖、藪を経由して釣り場に行くことが当たり前の釣り。その際、両手を空けた状態で歩くことが何よりも安全。さらに、こういった道をあるく際、ロッドへのダメージはかなり大きいと言えます。
エンピナードは防水バッグや簡易的なロッドケースや専用のロッドケースなどに収納することによってロッドへのダメージを極限まで削減することができます。
ヒラスズキゲームに必要な基本性能をしっかりとマルチピースロッドに詰め込み、これからヒラスズキを始めるアングラーから玄人まで納得出来る1本がEmpinado91S|108Sです。


ルアーの動きを妨げないロッドバランス
Empinado91S+はヒラスズキゲームで使う100mmから150mmのフローティングミノー・シンキングミノー・トップウォーターを使用することメインに考えられたロッドです。
毎時風速10m/sのような強い風が吹いているときにもしっかりとルアーのウエイトがブランクス全体に乗り、弾性が高いバットセクションとベリーセクションが身体から繰り出される力を余すことなくルアーに乗せることができ、風を切りながらルアーをライナーで投げることができます。
また、ルアーの動きを妨げない、ティップセクションが複雑な流れの中で動き、漂うルアーの動きを殺さず、ルアーに最適な動きを演出します。
また、適正使用ウエイトは14g〜56gに設計されています。140mmのダイビングペンシルや60gのメタルジグも使用することも可能です。また、Empinado91SRev.2は、不意な青物がかかってもロッド全体で強烈な引きを吸収することができるため、魚が暴れずキャッチすることができます。


小さなこだわり
他の釣りだと気にしない小さなことが、ヒラスズキゲームのようなロッドへの負担が大きい釣りにおいて大きな違いを生み出します。それがEmpinado91S+に詰め込まれた小さなこだわりです。
まず、ロッドの仕舞寸法を600mmにした理由は、磯で必要な10.8ftのロッドを6ピースロッドにするためです。少しのポイント移動の際、2ピースのように折りたたんで釣り場に行くほうが安全の場合があります。その際に7ピースや5ピースのように奇数にするときれいに2ピースにすることができず、破損のリスクを高めてしまいます。
次に、#1セクション(ティップセクション)は、全体の600mmよりも20mm短く設計しています。これはパックロッドにした際や2ピース状態で移動する際にティップを守る役目があります。
また、Empinado91S+を中心に設計したネオプレーン素材を採用した磯用ロッドケースは磯へのアクセスを快適にするだけでなく、人間とロッドの安全性を圧倒的に高めました。
キャストで重要なグリップエンド

Tester's Voice
Empinado91S+にかける想い
Masayuki Yamane
ヒラスズキは憧れの魚。
最初の1匹に出会うまでは非常に難しく、それがまた楽しい時間。また、新しい磯・新しい地域で釣るヒラスズキは格別に嬉しい。そんな特別なヒラスズキ釣りには常に「危険」が隣り合わせである。
山を降り、崖を下り、海を泳ぎ。一般の人が感じることができない快感がヒラスズキ釣りにはある。
そんな魅力に取り込まれるアングラーは少なくないはず。私もその一人。年々、ヒラスズキ釣りの装備は進化している。より「安全」に釣りを楽しむために靴やライフジャケット、ウエットスーツなどの技術が進んでいる。
しかし、ロッドは従来どおり2ピースもしくは3ピースのロッドが主流のままだ。悪条件での釣りが強いられるヒラスズキ釣りにおいて、ロッドの性能は非常に重要である。故に今まだはロッドに対して「安全性」よりも「快適性」に進化が続いていた。
しかし、より「安全」にとするならば、片手にロッドを持った状態で磯場にエントリーするよりも両手をフリーにした状態、マルチピースロッドにしたほうがより安全といえるだろう。さらにTRANSCENDENCEが持つパックロッドの技術は、従来では完成させることができなかったロングロッドのマルチピースロッドを作り上げることができる。ロッド全体を高弾性に仕上げ、セクションごとに設計を変えていく。
セクションごとに設計を変え、ありとあらゆるパターンを試し、テストを行った。理想に近づくまでには多くの失敗とテスターとの意見の相違があった。それでも諦めずに3年間テストし続けたロッドだ。
TRANSCENDENCEはヒラスズキ釣りを安全に楽しむための一つの手段としてマルチピース化をおすすめしていきたい。
エンピナードはこれからのヒラスズキ釣りを変える1本の竿になることを願っています。多くの人にエンピナードを手にとってもらい新たなヒラスズキ釣りのスタイルを体感して下さい。

ヒラスズキという魚
Ryo Miyaguchi
波がぶつかりシブキを上げて砕け散るような磯からゴロタやサーフのようなシャローまで、条件さえ揃えばありとあらゆる場所で釣れるヒラスズキという魚。
逆に言えば、条件が揃わなければどこに行っても出会えない魚でもあります。そして運良く出会えたとしてもエラ洗い一発で簡単にバラしてしまう。
そんな魚だからこそ、一匹でも多くの魚と出会うためにはより多くの場所をランガンすることが必要です。固有の場所や決まったパターンを好むアングラーなら専用のスペシャルなロッドを持つのがベストでしょう。しかしランガンするということは様々なエリアで様々パターンに対応できないといけません。
・ピンポイントで着いた魚を狙いキャスト精度が求められる点の釣り
・着き場を探り瀬や流れをトレースしていく線の釣り
・回遊する個体を広く探る面の釣り
それらをバランス良く行える竿がエンピナードです。
ある人は何時間も車を走らせ、ある人はフェリーに乗り、またある人は飛行機に乗って、山を登り、崖を降り、海を泳ぎ、磯を走り回る。
それを、1日に何箇所も。それは通い慣れた磯ばかりではなく、新しく開拓した未開の地であったり、遠征先の未知の領域であったり。
ドン深絶壁ポイントからゴロタの水深1m以下のドシャローエリアまで、どこでどのサイズが来るかわからないヒラスズキを相手に一本の竿で挑み続ける。
そんなどこまでもヒラスズキを追いかけるフリーク達の為の竿を目指しました。掛ける、いなす、止めるを積極的にこなし、使い手に技術を求め、使い手の技術を引き出し、最高の一匹を手に入れられる竿になってくれるはずです。

Movie
Optional Parts
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