DWARVE-XX
Dwarve-XX(ドワーブ-XX)は上流域から源流域までのあらゆるシチュエーションを自分の好きなスタイルで楽しむことが出来るマルチピースロッドです。最大の特徴はDwarve-XXひとつでベイトゲームもスピニングゲームも成立させることが出来ること。その恩恵により、14パターンものレングスに可変することが可能。源流ゲームの楽しみ方が圧倒的に広がりました。トランスセンデンスらしさとマルチピースロッドだからこそ表現できる継竿の醍醐味を存分に味わっていただけます。
【注意】#4-1と#4ー2は接続し、延長することが可能ですが、ロッドバランスが不安定になり、ルアーをキャスト時に破損する恐れがあるので絶対に接続して使用しないで下さい。例)#1+#2+#3+#4-1+#4-2+#G+#GESのような継ぎ方はしないで下さい。
釣り道具は遊び道具。その遊びを最大限に楽しむために開発されたといっても過言ではないのがDwarve-XXです。渓流用ロッドも渓流用マルチピースロッドも数多ある中で、トランスセンデンスがリリースすべきロッドは何なのかを考え抜いた結果生まれたのDwarveです。
日本の渓流は世界に誇れる美しさがあると思います。その渓はどれ一つも同じ顔をみせることはなく、川幅や水量、バックスペースなど環境は様々。そこにいる魚たちのサイズもまちまちです。そんな渓魚たちと環境にあった楽しみ方で楽しみたい。それを形にしたDwarve-XXはスピニング、ベイトのメリットをその場で判断してクイックに可変することが可能です。
Dwarve-XXは渓流の上流域、源流域に特化して開発しました。可動域の限られたエリアで攻める源流域ゲームではショートロッドが圧倒的に有利。Dwarve-XXは3.2ftから5.7ftまで可変させることが可能です。対象魚やエリアに合わせて好きなスタイルで楽しんで見て下さい。
DWARVE-XX|fishing style
Dwarve-XXはTRANSCENDENCEが渓流ゲームに求めるものを詰め込みました。スピニングとベイトの可変を両立させるためのブランクスのベントカーブ。ルアーへのアクション入力。様々な要素を高次元で両立させるセッティングにしました。ティップセクションにはソリッドカーボンとチューブラーのハイブリッドティップを採用。スピニングでは軽量ルアーから5g程度までのルアーを軽快にキャストすることが出来、ベイトではピンポイントを撃ち抜く。渓相にあわせたセッティングでゲームを組み立てることが可能です。
意のままに動かせるロッドバランス|Lure
渓流ゲームは他のルアーゲームより流れのしっかりとある釣り。それをアップで投げて誘って来ることが多い。
そんな中、着水から次のアクションをスピード感を持って移行することが警戒心の強い渓魚のヒット率を高めることが出来ます。リトリーブだけでヒットする魚は問題ないが、しっかりとアクションをさせないと食わない魚や動かす必要のあるルアーでは柔らかいロッドでは一手も二手も遅れを取ってしまします。そんな遅れを取らないのがDwarve-XXのブランクスセッティングです。
入力したパワーを逃さず、ルアーの動きを破綻させないブランクスパワーは何本ものセクションの組み合わせで開発した最終設定。ティップのセクションと次の#2のセクションがルアーの動きをしっかりとコントロールしてくれます。もちろんフッキングや魚とのやり取りで魚があばれてもしっかりと吸収してくれる柔軟さも持ち合わせています。
スピニング用として来年ころにはさらに硬いティップセクションの販売も予定しています。
コスメ・ロッドパーツ|Cosmetics & Rod parts
Dwarve-XXのデザインは独自のウッドリールシートを採用し、スピニングリールもベイトリールも使いやすい設計にしました。ベイトはトリガーレスリールシートですが、ベイトフィネス用のリールサイズであればグリップ部分の凹みがトリガーの役割を果たしてくれるため、違和感なくベイトゲームが楽しめます。また、グリップエンドはねじ込み式になっており、レングスを変えた際のバランサーウエイトの役割を担っています。
進化し続けるロッド-XX|continue to evolve
Dwarve-XXの-XXの意味は、リリースされたあとも進化することを意味しています。現在のセッティングでも14種類の長さに可変しますが、まだまだ提案したいセッティングはたくさんあります。今後はマルチピースロッドだからこそできる他のライトゲーム用のセッティングやEVAグリップモデルなども随時オプションとして開発していく予定です。
ガイドセッティング|Guide Setting
Dwarve-XXのガイドセッティングは試行錯誤しながら決定しました。ベイトとスピニングを共用するのはリールシートだけではなく、リールからファーストコンタクトをうけるガイドも影響をうけます。ベイトリールからのライン放出角度・高さ、スピニングからのライン放出幅・角度などを考慮してガイドの離隔距離・高さ・リングサイズ・素材を選定していきました。これによりベイトでもスピニングでも共用可能なガイドセッティングとなり、飛距離・キャスト精度ともに申し分のない設定にすることが出来ました。
テスト時使用リール:
ベイトリール|SHIMANO ALDEBARAN BFS、AbuGarcia Revo LTX-BF8
スピニング|DAIWA LUVIAS AIRITY 2500, 1000, DAIWA 05イグジスト2004
岩魚|CHAR
滝を超えた先のイワナはどんな模様のイワナだろうか。尾根を越えた先のイワナは何色だろうか。初めて訪れる谷でのファーストフィッシュは、いつだってドキドキするものです。